
幼児教材 「そらちえ」 の特徴
「そらちえ」では、アプリを使って、
<文字・言葉> <数・量> <知恵・知識>
を毎日少しずつ、1ヶ月25日分、継続的に学習します。設問は日本語と英語の音声と文章で搭載されているので、第一言語がどちらであっても、安心してご利用いただけます。さらに2ヶ国語の理解力も期待でき、2カ国語以上の環境で学習するお子様に優れた学習アプリです。
本来は紙と鉛筆で学習するのが理想ですが、どこにいても学習できるよう、紙に書く感覚に近づけたデジタル教材としてウェブアプリを開発しました。アプリでは、36色から自由に色を選び、書いたり塗ったりすることができます。ゲームのような要素は取り入れず、答えは自分で解答を見て確認します。ご自宅にプリンターがあれば、印刷して紙に書き込みながらの学習も可能です。(プリント用教材は日本語のみ)


1文字ごとのアニメーション動画があり、見る・聞く・書くを通してしっかりと学習できます。出来るだけ単調な書く練習を減らし、動画で登場した言葉と一緒に覚えていきます。特に、「色を塗ると答えが出てくる」仕組みの問題は、楽しみながら考える力を育てる工夫が詰まっています。

数をただ数えるだけでなく、
「ゼロ」の概念や、奇数・偶数の違いにも気づけるように工夫しています。また、数の並びの規則性(等差数列)など、先の学習にも繋げます。数量の理解では、量、重さ、高さ・低さ、長さなどを通して、理解力を深めます。理解があいまいになりやすい「量の保存」の考え方も、知識としてしっかり定着させます。

問題は幅広く網羅されています。
色、季節、理科などの関する身の回りの気づきを知識へとつなげていきます。図形の学習では、模写やパズルのほかに、同じ形を見つけたり、向きが違っても同じ形と気づくことで、注意深く観察し、論理的に考える力を養います。
<ひらがなのアニメーション動画>
ひらがな一文字ごとに約1分のアニメーション動画を見ながら、ことばと一緒に学習します。
<English Support & Challenge>
第一言語が英語のお子様への英語サポート、
また、日本語が第一言語のお子様へのチャレンジのため、
英語での音声も搭載しています。
ボタンを押すと英文が表示され、音声が流れます。
お子様に合わせてご活用ください。

日本語が持つ、豊かな思考力

お子さまが日本語を学ぶことは、単に言葉を習得するだけではなく、考える力や人格の成長にも大きく影響します。人の脳には、言葉が常に巡っており、その一部が思考や行動となり、私たち自身を形づくっています。言葉は、世界を理解するための枠組みを作る役割を持ち、日本語と英語ではそれぞれ異なる視点で物事を捉えるといわれています。どの言語にもそれぞれの美しさがあります。日本語は特に母音が豊かで、「あ・い・う・え・お」の五つの母音が明瞭に響く数少ない言語の一つです。この音の響きが脳に良い影響を与えるとも言われています。
また、日本語は主語が曖昧な表現が多く、「私が」「あなたが」とはっきり区別するよりも、状況全体を捉える特徴があります。この日本語の表現には、個と個が対立するのではなく、自然や他者と調和しながら生きる日本独自の価値観が息づいています。日本語に「主語」という概念が明確に定義されたのは明治時代のことで、それ以前は、主語がなくても成り立つ言語でした。
さらに、日本語には、自然の音を模倣した言葉が数多く存在します。擬音語や擬態語、いわゆるオノマトペは、単なる音の表現にとどまらず、私たちの感覚を研ぎ澄まし、世界をより豊かに感じ取る力を育んでくれます。
日本語を話す人にとっては、虫の音でさえ雑音ではなく、美しいハーモニーとして心に響くとも言われています。
お子さまが日本にルーツを持つのであれば、幼児期という言語を最も吸収しやすい時期に、ぜひ日本語を学んでください。また、日本語を第一言語とするご家庭でも、本アプリに搭載された英語での設問にチャレンジしてみてください。文字や発音を一つひとつ丁寧に学ぶ方法とは異なり、ネイティブのスピードで話される英語を聞き取りながら、「何を問われているのか」「どう答えるべきか」といった、本質的な理解力を育むことができます。
英語の重要性は日々高まっていますが、日本語を通じて培われる繊細な感性や物事を深く考える力は、多くの人が英語を話す現代において、しっかりとしたアイデンティティを形成する助けとなります。また、幼児期にバイリンガル/マルチリンガル環境で育つ子どもの脳は、モノリンガルとは異なる発達の仕方をするといわれています。
